国語授業のあれこれ

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正解はないけれど その2

医学部系の小論文指導をしていたのは、もう2年前か・・・

 

ロンドンの地下鉄駅の階段を昇っていくヤツや、結婚を約束した婚約者にお別れを告げる手紙・・・という、話題の小論文を見たときは、・・・・でした。

 

これ、どういう採点するの?

医師の適性を、どこで判定するの?? と思いました。

で、医師としての適性・・・が、突破口になりました。

 

近代社会の問題の理解や、人間性を見ているんですね。

それは、現代社会の「闇」の部分と向き合っているか、現実と誠実に向き合っているか、他者と正直に向き合っているか・・・そういうことが試されていると感じました。

 

つまり、失敗はある。意図しない失敗もあるし、そのときは成功だと思っても、価値観が変わって、後から失敗という評価に変わるときもある。

それを受け止めて(つらいけどね)、振り返って自分と向き合って、そして未来に向かって行く・・・そういうヴィジョンが求められているような気がするのです。

 

であれば、○○はダメということが明確になります。

現実と向き合わないこと、自己正当化をすること、隠し事をすること、嘘をつくこと、自己開示をしないこと、説明をしないこと、根拠無く発言すること・・・などなど、禁止事項はたくさんあります。こうした不正解になるファクターはたくさんあるのです。

この地雷を踏むとアウトなんですね。

では、どうすればいいか?? は、ない。

地雷を踏まないルートを進むしかない。

そこに、完璧な正解はありません。ただ、最適解はあるはずです。

これが、大事なのではないでしょうか・・・

 

つづきそう・・・