国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

長期的な問題解決の視点から、価値を創造する

最近おぼえた言葉です。

 

問題解決が大流行りですが、実は、問題解決にも二つの視点があって、

 短期的問題解決思考 目の前の問題を何とかする。

 悪く言えば、対処療法

 

 長期的な問題解決思考 未来を考えて今を考える

 悪く言えば理想論

 

で、ALとか創造思考とか、たぶん論理思考も、長期的な問題解決の発想であることを確認した方が良い・・・ってことです。

 

すぐに結果を求める、定期考査だけ勉強する、必要か無駄かだけを価値の判断とする・・・受験の有無で判断する、価値観が同じか異なるかで人を見分ける・・・

 

こういうものが、いわゆる「短期的問題解決」なんですね。もちろん、そこには「快の法則」「合理性」は存在します。でも、多様性や協働性は・・・薄いかもですね。

 

一方で長期的に価値を創造してゆく発想では、無駄なものはなくなっていきます。むしろ、価値観の異なる発想が刺激となり、多様な発想を身に付けて、協働性が高まる・・・そんな気がします。

 

うまくいったクラス経営って、長期的な価値創造だったなと、振り返って思います。

そのかわり、周囲の先生からは改善点や文句など、たくさんのクレームをいただきましたが、まぁ、それに耐えた価値はあったかな(笑)

 

中高一貫校の校長先生が「中学生が面白い」っておっしゃるのは、きっと、まだ白紙に近い中学生に、長期的な価値創造の可能性を見るから・・・なのかもしれません。

 

そう考えると・・・短期的な問題解決発想では、合理性と論理性とを混同しているかもしれません。そこに、クリティカルな切り口があってもいいですよね。

道徳と倫理とも、混同があるかもしれません。そこにクリティカルな発想を求めるものいいかもしれません。

 

自分の中にも短期的問題解決を良しとする部分があって、これはこれで必要なのですが、しばらくは封印しておこうと思います。

一生涯の幸福を考える・・・未来を創造する・・・みんなが幸福になる・・・そういう、俯瞰的視野とは、長期的な価値創造・・・これが、大事・・・なんですね。

そういう目線で、これはこれでTOKの発想でもあると思うので、入試過去問を見直してみようと思います。また、授業でもなげかけていこうと思います。