国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

キーワード

は、イコールにする、シェアする。

学校と社会、授業と受験勉強、学ぶことと働くこと、

教員と生徒、個人とクラス、クラスと学年

かつ、それが個性と共存する。

そういうことって、考えればできるみたいです。

それは、教えるのではなく、引き出ことで・・・。

もうteachingの時代ではないことをつくづく感じました。

coachingなんですね。そして評価の対象は「気付き」なんですね。

気付きと実践、修正と学び、これが評価の対象になる・・・これが近未来への指針ということみたいです。

 

生徒の学校・教員・社会・授業・受験に対する不満って、イコールではないことにあるんですよね。授業を受けても受験には関係ない・・・。

で、現在イコールに向けています。これが、イコールになるかどうかの、生徒の評価は、模試や考査にあると思います。

一方で、イコールにすることに不満や不安を持つ生徒もいます。

意味の理解を伴わない暗記型学習をしてきた生徒ですね。

でも、古文で一度、「本文と現代語訳」を提示し、なぜこの現代語訳になるか・・・を考えさせた後で確認テストをすると、現代語訳は、昨年の講義型生徒より、結果が高かったです。

なぜこの訳になるかについて、本人なりに考え、単語や文法に基づいて考えた結果、定着率が高いのではないかと思います。つまり、丸暗記ではなく、思考を挟んでの暗記になったのではないかと思っています。

 

これは、ある種のスモールステップなのかもしれません。

意味の理解は難しいことです。ですから、意味が理解できる程度の段差で課題を示してゆくことがコツなのかもしれません。

そう考えると、現代文で行っている、

 指示語~二項対立~論理思考という流れは、本文理解に対するスモールステップを形成しているのかもしれません。

 でも実際、入試問題は、漢字~語句の意味~指示語の指示内容~二項対立の説明~言い換え・因果関係・・・と進んでいくわけですから、この流れに沿って授業演習を進めていけば、自ずから・・・ということになって欲しいです。というか、なってください。

 

 さて、であれば、古文・漢文も、

 語句の読み・意味~主語の確認~指示語の指示内容~二項対立の説明~心情の説明・事実の説明~因果関係と進めていくと、内容の理解が進むかもしれません。

 そういうデザインをしないといけないですね。

 

 同時に、思考力を深める問・・・。

 つまり探求型授業ですね。

 

 これは、視点の転換になると思います。

 友人が好き・・・と言っている女性にプロポーズしてよいのか(こころ)

 死人から髪を抜く老婆の服を剥いでいいのか(羅生門

 山の日の出を見て、なぜ、春は夜明けがよいと断定するのか(枕草子

 他にすることがないが徒然草の執筆動機なのか(徒然草

 このような「幹になる問」を投げかけること・・・これが重要になると思います。

 

 で、これが古文だと、わびさびや無常観の理解になります。

 現代文だと、アイデンティティや存在など、近代の問題になると思います。

 

 そういうポイントをうまく展開していくのが、考査後の授業になるかもです。