国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

マインドセット

が重要になるという記事を昔読む、その時はあんまり信じなかったのですが、これからの世の中を考える中で、その重要性がだんだんわかるようになってきました。

 

自分の気持ちの準備が、いろいろ不足でした。

その原因は、私の中にある小さな不満やストレスの積み重ね。

さすがに二年目ともなると、いろいろ職場にも思うことがありますし、本当にこれでだいじょぶなの・・・と感じる場面も多いです。

 

強く感じるのは、生徒と教員との対立の図式。

ま、結局はそこにいきつくわけで、そういえば某初任校時代、生徒を力で押さえつけることのできないヤツは失格という空気の中、孤軍奮戦したことを思い出します。

 

そういう中、生徒は生徒の力学の中で動く。

その生徒の力学をいい意味で引き出し、利用し、集団形成していくのがAL。

現段階では、意欲的な生徒の成長が目につきます。

自由の中に秩序を構築することのできるレベルの生徒にとって天国なんですね。

でも、秩序を構築できない生徒にとっては地獄・・・。ただ、本人はそれに気づいていません。自由だから勉強をしても、しなくてもいい。別なことをしてもいい。問題を理解する・深めるということができない、知らないので、答えがわかればそれでいい。

 

少し試してみようかと思いますが、どうしても教員を頼ることしかできない生徒に対し、クラスを信じられないの?? 仲間の中に正解あるよ?? という返しをしてみようかと思います。

昨日の生徒もそうでした。自分の答案を間違っていると採点されたんですね。納得できない生徒は私に質問してきたのですが、提示している模範解答には、その答案も正解としているのです。それを読み切れていないのですね。

でも、教員と生徒との対立の図式の中では、教員がわけわかんない・・・という評価になる(笑)。

 

日々の積み重ね・・・ということをあまりしてこなかったのでしょう。

あるのは週末課題だけですからね(笑)。

で、そういう教員・学校側の方法論も、あんまり効果的ではなくなっているようです。

国語だと、B4プリント両面の漢字や語句の書き取り系の週末課題がでます。

これに1~2時間かかります。このことを知ったことも驚きですが、一般教養的な言葉・ことわざ・日本語の知識がない彼らには、ほとんど知らない言葉の羅列なんですね。で、これが週末課題として出る。やろうと思えば出典のテキストを写せばできる。でも1~2時間かかる。

日本人なら当たり前、写すだけなんだからできるだろう・・・というのが大人の価値観。で、確かにそのとおりなんですが、結局思考停止状態での作業になるので、実にはなってないみたいです。

 

であれば、思考を働かせる問題、授業の延長線上の問題、初見で問題を解く力や現実社会で生き抜くための学習につながるものが必要ではないかと思います。

時代が、そちらに動いていますから・・・。

でも、これを思いっきり言うと、多くの先生方を存在から否定してしまうことになります。そこで、折り合いをつける・・・ということが必要になりますが、これはこれで、なかなか難しいですね・・・。

 

知力・能力だけでは厳しい。

大切なのは希望や意思。目の前の現実や自分自身を肯定すること。

そういう自分を構築してゆくこと。

そうか・・・自由の相互承認ってのは、集団秩序を構築することと、自己を肯定できる自分を構築すること。そして、集団秩序を創造し構築し実践している他者を肯定することで、自分が集団秩序を構築し、自己を本当に肯定しているかを評価してもらう・・・そういう相互の関係性、他者を意識した水平関係の確立の確認なんですね。

 

過大な条件ではなく、みんなが幸福になるための最低水準が、最高水準なんだ・・・今、気付きました。人を活かすこと、自分を活かすこと、世の中の未来を構築すること・・・それって、入試センターが発表した、センターテスト試案のテーマ、そのものではないですか!

 

二面性を理解した上で、その美しい方を選択する。

決して逸れないってことですね。

価値は常に流動的なものであり、逆に、その流動性を産み出すことが求められる。

そのためには、固定的な発想や価値観から解放されることも必要・・・。

 

ここに、いろんな要素が詰まっています。

となると、生徒対教員の対立の図式ってのにも流動性をもたらすこと必要でしょう。

ブレないってのもそれで、ぶれると流動性はまた異なるんですねぇ。

 

なんだか、いろいろ考えさせられます。

では、今日も働きますか・・・。