国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

今週を振り返って

 歓迎会などの公式飲み会があったりで、先生方の悩みやぼやきを聞くこともあります。どの先生も間違いなく生徒への愛情も、仕事への熱意もあります。そして私も同じようにぼやいていた時期がありました。

 ALを始めると、クラスの人間関係も、個々の人間関係構築力もよく見えます(笑)。失敗にどう対応するか、情報収集をどうしているか、自立度や依存度など、いろいろなものが本当によく見えてきます。となると「ぼやきの問題点」は、生徒個々の問題であって、クラス全体や集団の問題ではないことがわかってきます。

 私が取り入れているAL授業スタイルは、問題演習が早くできた生徒から模範解答を見て自己採点に入ります。自己採点が終わった人が、その後演習が終わった生徒の採点と解説をします。つまり、できる人がだんだん増えていくシステムです。

 また、生徒間、生徒同士で自分の答案を比べます。友人と違う・・・というのは、生徒にとって大きな驚きだったり、恐怖だったりするみたいです。でも、そこで、どうも自分はこれではいけないらしい・・・という気づきが生まれます。

 つまり、生徒対教員という図式ではなく、生徒対生徒の関係性になります。

 ここで教員の役割は、本気で学習に取り組んでいる生徒が自然とクラスの中心になる、認め合う集団に導くということになります。

 いずれ、頑張っている生徒の成長が見えるという点で、教員の精神安定剤になります(笑)。

 

 で、今日ちょっと生徒とお話することができました。

 私の疑問を聞いてもらって生徒目線からどう見えるか、いろいろ聞いてみると・・・

 ・敵をつくらないとまとまることができない

 ・生徒内、特に同性内で、強い同調圧力がある

 ・夢や望みを語ることはタブー。いわゆる「下流志向」がある。

 ということのようです。

 なるほど・・・と思いました。

 確かに、学習意欲が高い前向きな生徒が、日常の友人とは異なる集団となって集まり始めています。そうでない人は、そうでない人で集まりつつあります。

 今は、そういう段階なのかもしれません。授業の時だけでも同調圧力から離れ、学習に集中したいのかもしれません。今は、それでもいいかなとも思います。

 これではいけないらしいと気づく

 模範解答に近づこうと試行錯誤する

 こういうことなんだ・・・と納得する

 という集団をたくさんつくればいいんですよね。ぼやく前に(笑)。

 ・・・なんか、思うことはたくさんあるんですけど、うまく言葉にできなかった・・・

 成長を実感できる生徒の放つオーラに期待しようと思います。

 みんな成長しているよということを、結果で全生徒に示してゆくことをこれから進めようと思います。