国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

はじめてALについて語ってみた

 ALは、教員も生徒も慣れが必要みたいです。

 一番うまくいっている2つのクラスは、授業回数が一番多いクラス。

 一番難しい感じのクラスは、授業回数が一番少ないクラス。

 その差は3~4回分。

 1週間分以上の差。

 

 たまたまそのクラスが、学力的に高いクラスと低めのクラスだったので、「ALも毛局学力差に負けるのか???」と一瞬思いましたが、どうも、慣れの差みたいです。

 で、一番難しい感じのクラスで、一言・・・

 「ALは慣れが必要。学校行事と時間割の関係で、このクラスは授業が少ない。

  で、このクラスより約3時間多いクラスでは、例えば、模範解答に近い答案を作る

  生徒が10人くらい出てきたりり、近所で答案を見せ合うと、最初、全く違った

  それぞれの答案が、近づいてきたりしている。」

 「このクラスの現段階は、どうもこのままでいけないらしい・・・という気づき

  の段階にあるみたいです。先行している他のクラスの振り返りシートと

  このクラスの振り返りシートとは、この点で一致しています。

 「最初の不安を感じる時期ですね。でも、ここをみんなで越えていけば、いいんです」

 みたいなことをさらっと言ってスタート。

 新しい段落の箇所ですが、一切の説明なし。

 それでも、今日は、良い感じでした。深まる個人やグループが増えてきました。

 

 特に、解くスピードが壮絶に早くなった生徒が3人ほど。

 全体に解くスピードは上昇しているのですが、このクラスでも、それが出てきました。コツをつかみ始めたみたいです。

 指示語の指示内容を説明する問題シリーズを継続して行っていきたいと思います。

 本文に基づいて説明する問題のトレーニングとして、ここの生徒にはとてもあっているみたいです。

 

 今日のトピック

 生徒「定期考査では、模範解答おぼえて書けばいいんですよね」

 私 「おっしゃっている意味がわかりません」

 生徒「授業で演習している問題が、考査で出るんじゃないんですか」

 私 「考査の問題のことはまだ考えていません。

    でも、授業で言っている通り、なぜこの模範解答になるかを理解することが

    大切なので、解答にいたる経過、道筋、理由を理解していれば解ける問題を

    出すつもりです。

    現代文は、暗記教科ではありません。」

 

 こういうことを、粘り強く、少しずつ、毎回、言い続けることが必要なんですよね。

 模範解答を暗記しなくても、先行クラスではすでに模範解答に近い答案を作る生徒が10人くらいいるわけで、であれば、模範解答の暗記はすでに無意味です。

 ついでに言えば、考査だけでなく、模試、本番の入試でも、それは可能なんです。

 でも、模範解答の暗記で考査の点数を稼ぐという趣旨で暗記をするのは、たぶん、思考力の成長ではない。暗記するなら、トゥールミン・ロジックの方です。模範解答ではありません。

 でも、そうやって高校3年生まできたんだろうなぁ。