国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

AL授業の普及をどうするか(笑)

 そんな偉そうなことを言える人間ではないのですが、やってみて1か月の雑感です。

 私の場合は、準備期間を取ることができました。

 3年生担当だったので、授業のない期間が2~3月にありました。

 ここで、いろんなことを考えたり、学んだり、情報収集できました。

 特に、近未来社会の変化、科学、AIの進歩、それに伴う教育制度改革などについて、何とかおいつくことができました。これは大きかったです。

 これがわかれば、ALしないとどうしようもない・・・ということが理解できます。

 つまり、自分の中の動機付けがうまくいったというべきかもしれません。

 また、河合塾のAL講習でT先生、output学習のH先生、AL普及の中心にいるK先生の研修会などに参加して直接学ぶことができたことや、Facebookのアンテナに学び合いのN先生や、電通が進めているALの情報などがひっかかってくれたことも、視野を広げてくれることになりました。

 実践も、新しく出会う生徒たちとの最初の授業からというのは恵まれていました。

 講義型授業に飽きていた生徒から、相対的にALがいいという評価ももらえました。

 コーチングやファシリテーションの基礎講座に参加しておいたのも、本当によかったです。

 

 AL授業を実践するというのは、野球に例えると、若いころ、剛速球でならした投手が、配球・緩急・変化球で打者を打ち取る「軟投型」に切り替えることに似ているかもしれません。ですから、負けや失敗を前提とした実践も必要ですし、身に着くまでの時間も必要です。

 前任校は、いわば巨人軍のように必勝を命じられているような厳しい環境がありました。ここで、ピッチングスタイルを変える余裕はなかったなと思います。もしまだいたら、出会うこと、思いつくこと、考えること・・・はなかったと思います。

 幸い異動があり、1年間失敗の洗礼を浴び、やるしかないという気持ちに自然になりました。

 

 やってみてわかることは、まぁ、見る人が見れば怒るでしょうし、生徒の学力は身についているのか・・・とか責められることは間違いないでしょう(笑)。

 そういう意味で、ALの実践者が「結果も出ます」と言っている理由がやっとわかってきました。

 いうまでもなく、協業的、自主的、探求的学習なんてものは、方法論で解決できるものではありません。ALを通じて、教員も生徒も学び続けることが必要になります。ですから、AL授業が成立するためには、一定の時間が必要ですし、そのためには周囲の理解や協力者、実践者など、様々な環境が必要になります。

 また、その成果は常に「次の場面」で現れるものなんですね。

 今ではないです。今なら、講義型の徹底指導の方が有効でしょう(笑)

 となると、大人も「次の場面」への想定が必要ですし、そのためには、マジで勉強が必要です。

 また、生徒の振り返りシートですが、この振り返りをどうやって実践するか、持続するか・・・ということもALしてもらう必要があるように思います。

 そういう時間をどこかで設定することで、進化・深化すると思います。

 ひとりの発想・手柄をみんなのものにするという、当たり前のほめる作業を大切にすることも大事ですね。

 教員の方も、発想を柔らかくしないとです。

 そんなことをいろいろ考えると、日々に追われる現代の学校ではなかなか難しいかもしれません。でも、時間をかけて実践を継続するしかないですよね。

 そういうことを、管理職に伝えておきたいと思いました。

 どうなるかわかりませんが、待っててもらうしかないですね。

 という振り返りでした。