国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

古典授業の課題

文法分析の授業 3年生とは言え、いやだからこそか、動詞の活用を忘れている生徒も多い。 そういう生徒はできないことを正当化しようと、できない、わかんないという叫びを続ける。 一方で、文法書を見つつ、着々と作業を進め、間違いを修正する生徒もいる。…

ここまで雑感

グループ学習というよりも、集団形成を目的にもするALになっています。 生徒に響いた言葉は 「共同、協力して作業を行うことができるのは人間だけ。AIやロボットにはできないことだと思う」 でした。 人間には、共感回路があります。だから群れて行動す…

なるほどアクティブラーニング

生徒には、毎時間、最後の5分間で授業の振り返りをしてもらっています。 まだ、短い文章しか書いてくれないですけど、でも、内容はつまっています。 前向きな内容や取り組みが多い一方で不安もあります。 よくわかんないまま終わった、 採点、説明してくれ…

早くも闇の出現?

あるクラスでの授業 設問は、本文中にある「キレる」に傍線部を引き、『「キレる」のはなぜか、理由を説明せよ』でした。 生徒同士の採点・解説だと 1、他者に伝わることを意識した答案になっていない。 (ポイントをつかんでいますが、点数にはならないん…

新学期がはじまる

2月、3月と、アクティブラーニングに関する準備を進めました。 コーチングやファシリテーションを用いる講習会に参加もしました。 西川純先生の『学び合い』の理論書にも出会って読んだりしました。 いろいろ勉強してみてわかったのは、現代社会が本当に変…

現代文学理論講座を読む

筆者の主張・・・と教壇から叫んでいますが、評論はともかく、小説でそれでいいのか・・・という思いは強いです。 作家論、作品論の流れの中で、小説がどのように構想され、書かれていったかを、作者の実人生と重ねて解釈する方法があります。 一方で、作者…

トゥールミン・ロジックを小説解法に応用する

登場人物の心理分析です。 センター試験の小説問題の傍線部の多くは、登場人物の「セリフ」にあります。 そのセリフに内在する感情と、感情が言葉になる価値観・・・という風に考えていました。 ある高校につとめていたとき、ベテランの先生の「小説は、評論…

やってみました

まだまだ、アクティブラーニングにはほど遠いのですが、入試問題演習を論理解法でやってみました。 トゥルーミン・ロジックを使って、内容把握問題を解いてみました。 確かに、生徒の熱が高い。手応えがある。 私もある程度満足できる。 パワーポイントを使…

西洋文化の翻訳ということ

他者とは理解できない存在。 だからこそ、理解し合うことが必要。 他者という言葉には、そういう逆説が内在しているように感じます。 一方で、「よそ者」は排除の対象。 (「まれびと」は歓迎されるんですけどね) 私たちは理解しているという前提があって、…

他者という感覚

西洋の「社会」を、日本人は「世間」という尺度で感じている・・・という定番の言い方があります。 であれば、西洋の「他者」を、日本人は「よそ者」という尺度で理解している・・・というのはどうでしょうか。 一元論の根源には「神」という絶対者が存在し…

西洋の価値観が・・・

日本の近代は、西洋化でもあることは良く言われます。 もし、それが本当ならば、私たちは、西洋の価値観に基づいて評論文を読み直す必要があります。 国語の教科書に掲載されている、あるいは受験で出題される評論文の作者は、それぞれ、ヨーロッパの文学や…

はじめに

アクティブ・ラーニングについて話題の多い昨今、私なりに試みてみましたが、思うようにはいきません。 だからといって、ALを否定や非難するつもりはありません。 単純に言えば、私の理解不足、力不足に尽きるのです。 ただ「授業」というものについて感じ…