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国語授業のあれこれ

アクティブ・ラーニングや教材研究のための書庫です

生徒の言葉

早い段階で疑問を解消した方がよい。 友達の答案を見て、自分の着眼点の間違いに気づいた。 間違い方にもいろいろある。 本文を自分勝手に解釈することを「主観」ということに気づいた。 みんなも自分も、だんだん意見が増えてきて楽しい 傍線部の周辺を読む…

本文を読む

新しい授業のテーマは 「初見の問題を解けるようになる」です。 では、どうしたらいいですか??と生徒に問いかけてみました 「本文を全部読む」「傍線部周辺だけでなく、本文を全部読む」「本文をきちんと理解する」・・・。 おまえら! 本文読まずに問題解…

授業の振り返り

新しい単元に入っていきます。 感じるのは、生徒の成長かな もちろん、問題点も赤裸々に出てきます。その解消の方向性を・・・ 1 thinkーpairーshare 自分の頭で考える、ペアで考える、グループで考える、みんなで共有する これ、アクティブラーニング型授…

志望校を母校にする

というキャッチフレーズがありました。 これ、個人的に好きなんです。 今の学校は中堅進学校です。 生徒の学力の幅は広めで、東北大学希望から勉強嫌いまでいます。 状況的には、地元私大のボーダーラインです。 得意教科の力はトップ校並ですが、総合点をそ…

現代文も最初の単元が終わる

というわけで、新しい単元に入ります。 全体に、主体的というのでしょう、前向きに進んでいくクラスと、ちょっと停滞気味なクラスがあります。 自分の答案が、もっとわかりやすい言葉に換言されて帰ってきた 自分の体験と結びつけて考えるとわかりやすかった…

選択古典の状況

今年は3種類授業を担当しています。 現代文中心の中、一つだけ、選択古典Aを持っています。 今日から、新しい単元。 前の単元は、コツコツと文法演習を行い、最後に単元テスト、ノート作りで終えました。で、今日は・・・ 本文初見で、主語の把握、指示語の…

最近の疲労の原因・・・・

新学期が始まって約1が月半。 ちょっと疲れ気味です。 いや、朝は7時過ぎに登校して仕事や準備をし、4コマ~5コマの授業を行い、放課後は生徒の相談を受けたり授業の準備をしたりと、元気なんですけどね。 今日は、今、実は都内にいて、これからコーチン…

次の段階へ

ALが軌道に乗ってくると、乗り遅れる生徒が出てきます。 私もそうですが、実は、人と何かすることが得意でなく、それよりも自分の世界の中でいたいタイプです。 さらにいえば、それは、自分の弱みを見せたくない、見せられない・・・そうやって自分を守っ…

本日の振り返り

昨日、うまくいかなかったクラスが、今日、まわり始めました。 理由は、よくわかりません(笑) 最初に少しだけ ・今の授業の学習方法は、考査、模試、入試すべてに活用できるものである。 ・難関大学を目指す生徒には、学校の授業は役に立たないから関係な…

徐々に・・・

生徒がペースをつかんできました。 中には、うるさいくらい(笑)説明をしたり、説明をもとめて動き始める生徒もいます。 ある程度固定されたグループはあるのですが、そこに、いろんな人が加わってグループの人数が増えてきている感じです。 振り返りシート…

対照的な4つのクラス

ALがついに生徒内で火を噴いたのが4時間目 動く、しゃべる、理解する 設問少な目、説明も少なめ、演習多めもその理由 この演習の本質を簡潔に説明したのも効果があったのか 振り返りシートには、3人以上と話すとわかりやすい、楽しい、と また、トゥール…

学習会に参加して

隣県まで遠征して、ALの学習会に参加しました。 参加者は結局10名ほど。常連中心(笑)。 かなり「ゆるい」。 でも、人脈やヒントはそこここに転がっているので油断はできない。 やはり、県外の方、私学の方のお話が面白い。 その中で、本質やズレが見え…

思うこと

国語がわからない、苦手・・・という生徒の叫び・クレームが振り返りシートにあります。これにうまく対応して導くことができれば、生徒は国語ができる、得意になります。つまりこの叫びを生徒の発達段階だととらえれば、ここにトレーニング・マニュアルが出…

忘れないうちに

生徒のせいではないという発想から出発すること 前任校が、まぁ、その、あの、ははは、すごい進学校でした。 私より、あらゆる意味で素晴らしい生徒の集団であり、個々の集まりでした。 そんなわけで、何かあるとすると、それは教員の方に問題があるってこと…

このままではいけないらしいと気づけるのはなぜか??

未来が見えた時ですね。 ふとそう思ったので、忘れないうちに・・・。 現在の生徒の段階は、このままでいけないらしいです。 それに気付けた生徒と、気づけない生徒 或いは、気づき認めることができる生徒と、気づいても認めることができない生徒 その差異は…

下流志向?

働かないことや学習しないことを誇りに思う新しいメンタリティー(考え方)のこと。内田樹が『下流志向』(講談社、2007年)で命名した。近年、社会的格差や若い世代の労働意欲の低下を問題視する議論が盛んだが、これまでの議論との違いは、学習しないことや労…

今週を振り返って

歓迎会などの公式飲み会があったりで、先生方の悩みやぼやきを聞くこともあります。どの先生も間違いなく生徒への愛情も、仕事への熱意もあります。そして私も同じようにぼやいていた時期がありました。 ALを始めると、クラスの人間関係も、個々の人間関係…

はじめてALについて語ってみた

ALは、教員も生徒も慣れが必要みたいです。 一番うまくいっている2つのクラスは、授業回数が一番多いクラス。 一番難しい感じのクラスは、授業回数が一番少ないクラス。 その差は3~4回分。 1週間分以上の差。 たまたまそのクラスが、学力的に高いクラ…

1か月の振り返り

学校の取り組みとして小論文の添削なども継続的に行われています。 先生方からうかがうのは、要約も小論文も、本文の切り貼りに過ぎない文章が多いということ、自分の考えや意見が入っていないということなどです。 今、生徒の段階は「いまのままではどうも…

自分の中の、公と私

授業単元の評論文の中で、公私について言及している部分があるので、ここを掘り下げてみると、生徒たちは、自分の中の公と私について、自覚が弱いことがよくわかりました。 自己紹介させると、そこで述べられている内容は、実は「公」の部分、つまり与えられ…

午後の授業を振り返る

午後は2コマ。 一つは、どうしようもなく必要な講義。 ところが・・・講義でも生徒の集中力は高い。これはびっくり。 普通なら半数が沈没、シエスタのはずが、みんなこっちを向いている。 たまの講義は新鮮なのかもしれないですし、内容をわかって(演習済…

連休明けの授業

どうなるかちょっと心配でしたけど、杞憂におわったといってよいでしょう。 2クラスやって感じるのは ・クラス全体が混ざっていくことを呼びかける ・3人以上とコミュニケーションを取ることを呼びかける です。 そのために、もう少し時間を多めに生徒に与…

授業のためのメモ(後半)

いよいよ近代が終わります(笑) AIやi-PS細胞・ゲノム編集などの科学の進歩によって・・・単純労働や難病から人間が解放されます。 3Dプリンターの存在は「モノを買う」という概念をなくします。家も車も、家電も服も、すべて3Dプリンターが作りますか…

授業のためのメモ(前半)

公私という言葉があります。 人の存在は、公的な要素と私的な要素からできているんですね。 このような発想を「二元論」と言います。 自己紹介をしてみてください。 ではその自己紹介を振り返って、公的な自己と私的な自己とにわけてみてください。 自己紹介…

今日感じたこと

ある運動部の副顧問をしています。 私自身は文化部育ちなので主な任務は「運び屋」。指導は正顧問の先生です。 本日、その公式戦でした。 私の授業クラスに、その部の3年生が二人います。 どちらもスタメンですが、A君はキャプテン、B君は五番手です。 チ…

AL授業の普及をどうするか(笑)

そんな偉そうなことを言える人間ではないのですが、やってみて1か月の雑感です。 私の場合は、準備期間を取ることができました。 3年生担当だったので、授業のない期間が2~3月にありました。 ここで、いろんなことを考えたり、学んだり、情報収集できま…

4月を振り返って、5月以降の取り組みを考えてみる

現在の現代文授業は、結構むずかしい評論です。 でも、ここからスタートを切れたのは、最初の演習が「指示語の指示内容を説明する問題」であったこと。 改めて指示語の指示内容ということを振り返ると・・・ ・筆者の主張の中心の内容であることが多い ・そ…

教員よりも、生徒の方が優秀なんです

反省ばかりの私に対し、生徒の授業振り返りシートはとても立派です。 生徒から許可をいただいているので、以下、抜粋で。 ・教え合うことは、協力・協同し合うということで、とても大切なことだとわかった。 ・自分だけがわかっていればよいという自己中心的…

自分自身も振り返ってみる その3

アクティブ・ラーニング型授業を成立させるもの、あるいはそこで学ぶことの一つは「子供のような好奇心と、大人のマナー」ではないかと思います。 既存の座席位置や、グループという「目に見える秩序」で行われる授業であれば許されることも、完全フリー、良…

自分自身も振り返ってみる その2

未来と言っても、私たちの世代にはあまり現実感がないものです。 特に、地方都市においては、祖父~父~息子が、同じ幼稚園~小学校~中学校~高校~大学~お仕事・・・という世襲制のような方も珍しくありません。 でも、現在の若者たちにとって、ちなみに…

自分自身も振り返ってみる その1

なぜALに踏み切ったのか、自分自身の心の中を整理してみようと思います。 1年前の春、現在の学校に赴任し、3年生を担当する時、それなりに張り切っていました。張り切ったのはいくつか要素があって、 現代文では、封建主義~実存主義~構造主義~ポスト構…

今日の反省

今日の反省は・・・ 新しい段落に入って演習。 問題が多すぎ、欲張りすぎ、難しすぎで、時間不足 改めてALの理論書などを読んでみると 「ALでは基礎的な問題を確実に・・・」とありました。 欲張りすぎでした。 設問は「指示語の指示内容」ではあるので…

帰宅してこれを見てみると・・・

このブログ、私のメモ帳です。 授業が終わり、振り返りシートを読み終わると、自己の振り返りとして反省しつつ書き込んでいます。 久しぶりに、最初から読み直してみると、もう忘れていたことも多いですね。 あと、その時の問題点も、解決に向かいつつあるこ…

見た目の姿と、振り返りシートの矛盾

授業で教え合っている様子を見ると、まぁ始めたばかりですから、その趣旨が理解できていない、理解できても動けない、そもそも動けない・・・という生徒も少数存在するわけで、でも、少数派であることに感謝しています。 ただ、その生徒たちが発する負のオー…

生徒の振り返りシートから

毎時間、最後の5分、振り返りシートを書いてもらっています。 いくつか印象に残ったこと。 1、二項対立がわかった 二項対立に目をつけると本文の理解が進み、設問の意味や答案が良くなることに気付いてくれたみたいです。 2、記述答案には、自分の意見を…

学習会に参加して

いろんな人に話すことで、自分の中のもやもやが整理されていくという意味で貴重な時間でした。 ALについては、その目的、理論は確立していると思います。 あとは、その方法論になるわけで、しかし確立は個々の実践によるわけで、これは1~2年以上という…

古典授業の課題

文法分析の授業 3年生とは言え、いやだからこそか、動詞の活用を忘れている生徒も多い。 そういう生徒はできないことを正当化しようと、できない、わかんないという叫びを続ける。 一方で、文法書を見つつ、着々と作業を進め、間違いを修正する生徒もいる。…

ここまで雑感

グループ学習というよりも、集団形成を目的にもするALになっています。 生徒に響いた言葉は 「共同、協力して作業を行うことができるのは人間だけ。AIやロボットにはできないことだと思う」 でした。 人間には、共感回路があります。だから群れて行動す…

なるほどアクティブラーニング

生徒には、毎時間、最後の5分間で授業の振り返りをしてもらっています。 まだ、短い文章しか書いてくれないですけど、でも、内容はつまっています。 前向きな内容や取り組みが多い一方で不安もあります。 よくわかんないまま終わった、 採点、説明してくれ…

早くも闇の出現?

あるクラスでの授業 設問は、本文中にある「キレる」に傍線部を引き、『「キレる」のはなぜか、理由を説明せよ』でした。 生徒同士の採点・解説だと 1、他者に伝わることを意識した答案になっていない。 (ポイントをつかんでいますが、点数にはならないん…

新学期がはじまる

2月、3月と、アクティブラーニングに関する準備を進めました。 コーチングやファシリテーションを用いる講習会に参加もしました。 西川純先生の『学び合い』の理論書にも出会って読んだりしました。 いろいろ勉強してみてわかったのは、現代社会が本当に変…

現代文学理論講座を読む

筆者の主張・・・と教壇から叫んでいますが、評論はともかく、小説でそれでいいのか・・・という思いは強いです。 作家論、作品論の流れの中で、小説がどのように構想され、書かれていったかを、作者の実人生と重ねて解釈する方法があります。 一方で、作者…

トゥールミン・ロジックを小説解法に応用する

登場人物の心理分析です。 センター試験の小説問題の傍線部の多くは、登場人物の「セリフ」にあります。 そのセリフに内在する感情と、感情が言葉になる価値観・・・という風に考えていました。 ある高校につとめていたとき、ベテランの先生の「小説は、評論…

やってみました

まだまだ、アクティブラーニングにはほど遠いのですが、入試問題演習を論理解法でやってみました。 トゥルーミン・ロジックを使って、内容把握問題を解いてみました。 確かに、生徒の熱が高い。手応えがある。 私もある程度満足できる。 パワーポイントを使…

西洋文化の翻訳ということ

他者とは理解できない存在。 だからこそ、理解し合うことが必要。 他者という言葉には、そういう逆説が内在しているように感じます。 一方で、「よそ者」は排除の対象。 (「まれびと」は歓迎されるんですけどね) 私たちは理解しているという前提があって、…

他者という感覚

西洋の「社会」を、日本人は「世間」という尺度で感じている・・・という定番の言い方があります。 であれば、西洋の「他者」を、日本人は「よそ者」という尺度で理解している・・・というのはどうでしょうか。 一元論の根源には「神」という絶対者が存在し…

西洋の価値観が・・・

日本の近代は、西洋化でもあることは良く言われます。 もし、それが本当ならば、私たちは、西洋の価値観に基づいて評論文を読み直す必要があります。 国語の教科書に掲載されている、あるいは受験で出題される評論文の作者は、それぞれ、ヨーロッパの文学や…

はじめに

アクティブ・ラーニングについて話題の多い昨今、私なりに試みてみましたが、思うようにはいきません。 だからといって、ALを否定や非難するつもりはありません。 単純に言えば、私の理解不足、力不足に尽きるのです。 ただ「授業」というものについて感じ…